日本はかつての暖かさをすて、経済的な進展だけを考えてきたのかもしれません。
同じ間違いを避けるべきだというのは正しいです。
資本主義は強者の論理という性格を持っているため、経済開発は残念ながら部門間の格差を拡大する傾向を持っています。
しかし、日本も戦前には、絶望的ともいえる格差がありましたし、たったこの間まで、中小企業と大企業間の二重構造が日本経済の宿命ととらえられていました。
成長のなかで、底辺を上昇させたのです。
タイでも同様な動きを期待してもいいのではないでしょうか。
1%の人々の高い所得水準を、一挙に国民全体の水準にすることは不可能でしょうが・・・
開発行政によって、1%を5%に、5%を10%にすることができるのではないでしょうか。
こうした期待をいだいているからこそ、圧倒的に多くのタイ人が開発を望んでいるのです。